ねが×ぽ!! 〜Tiny Notes〜 記述式マテリアル

東大にいるのにも関わらず学業投げっぱなしのシナリオライターのタイニーノーツ。/自画像(偽)→

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かさだんご

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受験生時代の記事がお目当ての方は2008年〜2009年3月を参照ですよ。



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東大生というわけではない。
このブログは華が無いのでイラスト担当にとやってもらっていた。
しかし、修行の旅に出たのか、しばらく音沙汰がないけど、きっと帰ってくるよね……!

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かさだんご┃日々の遑 + 2009 / 06/26 [15:45]

- 誰に向かってものを言ってるんだろう? -
おはこんばんかさだんご(ry

前回の投稿から時間を経ずに投稿したのはわけがありまして……
記事を投稿したとき、こんな広告がついたのでした。

「ドイツ語を76日でマスター!東大式ドイツ語勉強法なら…」

っていうものです。
どうせだから中を見てみました。
そんなもんがあるなら教えてくれよ!
って気分でね。
ドイツ語学習に苦戦している身分としてはそんなものがあるならぜひ教えて欲しいものです。(もっとも今学期のテストには今から76日じゃ間に合いませんが……。)

それがこれ

まぁわかっててつっこむのもあれなんですが、
自分がまさにその東大でドイツ語を教わっているのに、
こんなアホなこと垂れ流されたんじゃなぁ、ということで……。

利用者の感想

「30分で単語を100個覚えられました!(38歳)」

そんなわけあるか!

「所得も前年度より20%増えました(同)」

関係ねえだろ……。

別の人 20歳大学生
「第二外国語としてドイツを履修していたんですが、
思いのほか難しくて、単位を落としそうだったんですよ。

第二外国語って出席すれば単位をもらえるって話を聞いてたのに
うちのドイツ語クラスは厳しくて、本当に泣きそうでした(>_<)

でも、試験1週間前に、ダメもとでBDCのモニターテストに
参加してよかったです。

どうしても分からなかった文法や活用が、信じられないように頭に吸い込まれて、
おかげさまで、点数は110点/120点。

作文の設問では満点でした!」

一方一夜漬けの俺の点数は69/100だったからあながち嘘ともいえない?

……なんて言うと思ったか!
作文満点とかありえないwww

※ドイツ語の(文法はともかく)活用はやたらむずい
 活用を間違えないとかとんでもないです

次の話
「しかし彼女は、ある事をきっかけに、

たった二ヶ月でドイツ人と日常会話を出来るようになり
ドイツ語で書かれたWEBページから現地の情報を読めるようになったのです。

そうです、彼女の夫は東大卒で、
例の伝説的なドイツ語授業を経験した一人だったのです。

彼女は、東大卒の夫による1日15分程度の、
レクチャーでドイツ語を話せるようになったのです。

東大卒の夫が彼女にレクチャーした内容とは、何だったのでしょうか?」

1日15分で2ヶ月でそこまでいったのか。
すごいね!!

まぁ東大のドイツ語の授業は中学高校の英語の授業を一年にぎゅっと圧縮したようなもので、ごく普通の(普通を知らないが)語学学習である。(初修ドイツ語はね。)

たしかに教科書は東大の教員会がつくったやつだけど……市販のと言ってる内容は変わらないし。授業も特別すごくよくわかるわけでもない。

「当プログラムは、新しくドイツ語を覚えるような手間や労力を、
これまで当センターが試してみた他の教材やプログラムに比べて
86%ほど、カットする事に成功したのです。」

もっともらしいと思います?
すごい!と思ってしまいます?

ですが……よく考えてくださいって。
86%って何の数字なのか、ということを。
教材のページ数86%カット?それなら意味は通る。
だが、ここでは手間や労力が86%カットなのだ。
ここでハッキリ86という数字が出てしまっているせいで、余計わけのわからないものになっている。手間や労力は数値ではかることができないからだ。

半減したな、とか、それくらいなら感覚でわかるにしろ、86%て……。

「まずあなたは、このプログラムを試して最初の15分〜30分で、
100語以上のドイツ単語を知り、使えるようになります。」

もう何も言うことは無いよ。

※ちなみにドイツ語の単語は英語よりやや長く、覚えにくい。
 speak→sprechenとかね

そして次が一番の大嘘

「しかも新しく100語覚えるのではなく、
あなたは自分の今の知識をもとに 新たなドイツ語を
脳内にインプットする事が出来るのです。

そして、プログラム体験から約1週間もたてば
あなたの頭の中に、ある思考回路が搭載されます。

例えば新しいドイツ語を学ぶ際、

「英語の単語では○○というのだから、ドイツ語では○○のはずだ。」

「日本語の文法が○○だから、ドイツ語の文法は○○に変化するはずだ。」

という想像力が、自然に働くようになるのです。」

新たな言語的な思考回路が形成するのに1週間とか論外だけど…、それ以前に……。

英語の単語がまるまるだから、ドイツ語ではまるまる。っていうのはまだいいけど、日本語の文法がまるまるだから、ドイツ語の文法はまるまるに変化するはずだ。って意味不明でしょwwwそこが違うからそれを覚えてるのにwww

ちなみにドイツ語の文法に対して英語の文法を適用しようとしても、「まったくと言っていいほど」適用できない。語順がまず全然違う。たとえば助動詞を使うと動詞が一番後ろに吹っ飛ぶとか、そもそも主語が動詞の前にある必要がないとかね。

そして東大のドイツ語部会にそうやってひっかけられたのが俺……。
入学するときの紹介の紙に「ドイツ語と英語はおおもとが同じだから、共通点が多くて履修しやすいよ!」って書いてあったのに全然ねえじゃねえか嘘いうなよホントwww


さてお次の動詞紹介コーナー

swimmen
lernen
singen
が英語では
swim
learn
sing
なのでわかりやすいという話でしたね。

しかしドイツ語で風邪を引くは
erkalten(aはウムラウト)だし
講義は
Vorlesung
授業は
Unterricht
机は
Tisch
ですよ。
しかも男性名詞、女性名詞、中性名詞という区分があるので、(Tischはたしか男性だったかな)それごとに冠詞の活用も違うし。

さらにいえば発音についてウムラウトの説明が一切ないなw

「もちろん、あなたが学生でドイツ語関連の試験に困っていても問題ありません。
当プログラムでは試験で問われるような活用や文法に関しても、教科書的
基本説明と、気楽なやり方両方をお伝えします。」

これとって文句つっこんでやろうかwwwww

さぁ気になるお値段です。

「当センターは、開発に関わったメンバーと協議を重ね、
このプログラムを教材として16,800円にてご提供させて頂く事にいたしました。」

意外と安いwww

もうこのへんでやめときますが最後に気になったこと

松平勝男は実在するのか?ということです

まぁたいていこういうのって実在するんだろうなぁとは思ってますが……
それはそれで、こんな詐欺教材(多分)の監修で名を出すんじゃとんだ東大卒の恥さらしだし、名前を貸しただけにしろやっぱり恥さらしですよ?

松平勝男でググると「松平勝男の教材」というのは大量に出てくるものの、「松平勝男」本人についての情報がほとんど出てこないのも気になるところ。なんやねん。
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♪ コメントありがとう御座います

本書に書いた方法論は、今から約20年前にドイツ哲学の研究者である故麻生氏が駒場第二外国語で指導していた方法論を思い出して編集したものです。駒場の語学教材が統一されたのは近年のことですが、当時は各教官ごとに教材・指導方法が異なっており、評価の厳しさもまちまちでしたね。ちなみにウムラウトはコラムに簡単に記載し、発音用のCDで音を耳から身につけるという形で流しています。ウムラウトが出来ない人は学習者には少ないでしょう。格変化は変化表をつけましたが、当時の授業の通り付録練習問題の中で練習する方法を取っています。内容については語学学校で指導しているドイツ人ネイティブの監修を受けています。ご参考までに。ドイツ語の勉強頑張ってください。尚、現在企業に属していますので無用の干渉を防ぐ目的で必要以上の個人情報の開示はしておりません。

From: 著者 * 2009/07/07 09:06
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